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2025年10月15日 12:14 / 交通
全日本トラック協会は10月14日、「事業用貨物自動車の交通事故の発生状況(2024年データ)」を発刊した。
2024年中に全国で発生した交通事故(物損事故を除く)件数は29万792件、死者数2663人、負傷者数34万3756人となり、前年に比べて事故件数1万7138件減(前年比5.6%減)、死者数15人減(0.6%減)、負傷者数2万1839人減(5.6%減)となっている。
一方で、2024年5月には社会的影響が大きい事業用トラックによる甚大な被害を生じさせた重大事故が相次ぎ、また、反社会的な飲酒運転事案の増加など、国民に安心・安全を届けるべき物流業界としては、社会的信頼性を取り戻すべき重大局面にある。
このような重大事案が惹き起こされることによる貴重な人材の物流業界からの流出の食い止めや、これからトラック運送業界を目指そうとする若年者などが安全で安心して働ける物流業界となるためには、トラック運送業界すべての関係者が「交通事故を絶対に起こさない」という意識改革が必要不可欠となっている。
こうした状況に鑑み、事業用トラックが関係する過去の交通事故から学び、事業用トラックが関係する交通事故や飲酒事案根絶のためにも資料を活用することで、より効果的な事故防止対策につながると会員にお願いしている。
データは、交通事故総合分析センター、国土交通省の協力を得て、警察庁が公表した2024年中の全国交通事故統計データから、事業用貨物自動車(軽自動車を除く)が第1当事者となる交通事故の全体傾向を集計し、取りまとめている。