UDトラックス/女性ドライバー試乗会を実施、29名が快適・安全な最新クオンの実力を体感
2026年02月26日 14:58 / イベント・セミナー
UDトラックスは2月24・25日の2日間、上尾本社内のUDエクスペリエンスセンターで、女性ドライバー向け試乗会を開催した。
<参加者の皆さん(24日)>

この試乗会は2017年のスタート以来、今回で7回目。全国のUDトラックスの取引先企業の女性ドライバーが参加し、アクティブステアリングや電子制御式AT「ESCOT」を搭載した最新の大型トラック「クオン」に試乗。今回参加したのは24日12社14名、25日11社15名で、それぞれ1周1.1kmのUDエクスペリエンスセンターのコースを2周ドライブし、乗り心地や操作性などを確認した。
<2日間で合計29名の女性ドライバーが最新クオンを試乗>

現在、2トントラックのドライバーを務めている名鉄NX運輸の石塚かおりさんは、大型トラックの運転は今回が初めて。乗車前は緊張したという石塚さんだが「想像していた大型車と、かなり違った」とコメント。「思った以上に乗りやすく、音も静か。これなら女性でも乗りやすい。運転支援機能が充実していて、安全面でも安心できます」。将来は大型トラック、さらにはトレーラに乗りたい、と語る石塚さんだが、大型車へのステップアップに自信を深めたようだ。
<大型トラックを始めて運転したという名鉄NX運輸の石塚さん>

また、大型トラックのドライバー歴約30年だが、日頃はMTの大型トラックを運転しており、AT車は今回初めて乗ったというイワムラ商事の佐藤加奈子さんは「運転がとても楽」とコメント。小柄な佐藤さんだが「クラッチを踏む必要がないので、シートを快適な位置にすることができる」と笑顔を見せる。昔のAT車は非力のイメージだった、と語る佐藤さんだが、最新クオンについて「力もあり、乗りやすい。試乗車には10トン積んでいるというが重さを感じなかった。ステアリングも軽く、乗用車みたい。力がない女性でも全然大丈夫ですよ」と印象を話した。
<クオンは力があって乗りやすいと語る佐藤さん>

また、ワークショップも行われ、参加者は2班に分かれて「女性ドライバーが安心して働き続けられる環境とは」、「女性ドライバーにとって心地よいトラックとは」をテーマにグループディスカッションを実施。日頃は接することのない女性ドライバー同士が交流を深め、意識や課題を共有する貴重な機会となった。
今回の試乗会を視察した関東運輸局交通政策部の矢吹尚子部長は、この取り組みについて「現状は全体のドライバーのうち、女性が4%。少しずつ増えているが、事業者別に見ると1社に数名という形だと思うので、会社の枠を超えて話をする機会というのは、とても大事な取り組みだと思う」と評価。
<関東運輸局交通政策部 矢吹尚子部長>

また「女性ドライバーの生の声を、トラックの開発チームが持って帰る。それで実際に改善すれば、おそらく女性だけではなく、男性ドライバーにとっても安全性とか快適性が増すと思う。その点でもトラックメーカーが取り組んでいるのは、とても意味があること」と話した。
なお、女性を含め大型免許の保有者が減少していることから、国交省では大型免許取得の支援や、ドライバー採用活動の費用支援などの取り組みを行っている。さらに、関東運輸局では女性の採用に取り組んでいる事業者とネットワーキングを作る取り組みを始めている他、全ト協でも女性部会を中心に女性でも働きやすい環境作りを進めており、「関東運輸局でも連携して啓発活動などに取り組んでいきたい」と語った。
UDトラックス/最新の電子制御トランスミッション全車採用「2026年型クオン」発売
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