フィジカルインターネット実現会議・化学品WG/トラック附帯作業の適正化等、取引先に要請
2026年04月07日 14:41 / 労務
経済産業省・国土交通省が主導する「フィジカルインターネット実現会議」内の「化学品ワーキンググループ」は、改正物流関連法および改正下請法を踏まえ、このほど化学品物流における「トラック附帯作業の適正化」および「タンクローリー荷役作業の安全向上」に向けた取り組みについて、リーフレット・パンフレットを作成した。
まず、トラック附帯作業の適正化については、ドライバーによる「附帯作業(フォークリフト荷役、構内搬送作業等)」を原則廃止。やむを得ず継続する場合は、作業範囲と費用負担を事前に明確化し、合意の上で実施する。
これについて着荷主である取引先へは、「車上受け取り」、「ドライバーへの運送以外の業務依頼の回避」、「荷受け作業に必要な人員・設備の確保」、「パレット化など物流効率化への協力」、「包装材・物流資機材の適切な管理・回収への協力」を求めている。
一方、タンクローリー荷役作業については、一部で安全とはいえない作業環境下で行われている実態があり、過去から改善要請に取り組んでいるものの、改善が十分に進んでいないのが実態。
ドライバーが安全に安心して従事できる作業環境を整備することは、荷主の安全配慮義務であり、また、労働安全衛生法等に基づき、荷役作業時の立ち会い体制の確保、 転落・墜落防止措置、危険物取り扱いに関する安全管理も求められている。
これらから「安全配慮義務」、「荷役作業時の立ち会い」、「墜落転落の予防」、「責任分界点の明確化」、「改善要望への対応」について、着荷主の理解促進のためのパンフレットを作成した。
化学品WGは持続可能な安全・安定輸送の維持のため、関係省庁・業界団体等の関係先と連携しながら、今後も各種施策を進めていくとしている。
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