国土交通省/少数台数のリコール・26年3月分を公表、スカニア、ボルボFH、スーパーグレートなど

2026年04月21日 15:09 / 車両・用品

国土交通省は4月21日、3月に届け出のあった100台未満の少数台数のリコール届出について公表した。トラック・商用車に関する届出は以下の通り。

・プツマイスタージャパン「スカニア LPGRSシリーズトラック」
3月10日届出。対象は2024年7月22日~8月2日に製造された3台(型式不明)。

エンジン制御ユニットの設計検討が不十分なため、走行距離が多くなると燃料高圧ポンプ内の油圧制御バルブが固着することがある。そのため、燃料噴射量が不足し、エンジンの出力が不安定となり、クラッチ滑りが発生するほか、最悪の場合、エンジンが再始動できなくなるおそれがある。

・UDトラックス「クオン」
3月12日届出。対象は2024年7月30日に製造された1台(型式:2RG-CG5FA)。

大型トラック・バス用スタッドレスタイヤにおいて、製造工程における検出機器の管理が不十分なため、サイドウォール部に配置しているスチール材料へのゴム付きが不足し、タイヤ内面のゴム厚みが薄くなるものがある。そのため、走行中にサイドウォール部が損傷(膨れ・亀裂)してエアが漏れ、最悪の場合、タイヤのバーストが発生するおそれがある。

・UDトラックス「ボルボFH」
3月26日届出。対象は2024年3月14日に製造された1台(型式:2DG-5S4TCA1)。

フロントアクスルステアリングコントロールユニットにおいて、車線維持支援機能の設計検討が不十分なため、車線維持支援装置作動時に車線逸脱警報のステアリング振動が小さくなることがある。そのため、ステアリング振動によって車線逸脱を検知できず、保安基準に適合しないおそれがある。

・三菱ふそうトラック・バス「ふそうスーパーグレート」
3月30日届出。対象は2024年10月17日~12月5日に製造された3台(型式:2PG-FU84HZ)。

エキゾーストフロントパイプにおいて、作業指示が不適切なため、パイプクランプが間違った位置に組付けられているものがある。そのため、当該部位のボルトに必要な軸力が不足し、そのままの状態で使用を続けると、当該部位のボルト・ナットが緩むことがある。最悪の場合、ナットやボルトが路面に脱落するおそれがある。

■少数台数リコール届出(2026年3月分)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001997248.pdf

国土交通省/少数台数のリコール・25年11月分を公表、スカニア、ギガなど

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