三菱自動車/運行管理とドライバー利便性を向上する法人向けサービスの提供を開始

2026年09月24日 11:52 / 施設・機器・IT

三菱自動車工業は、法人顧客向けに車両の運行管理とドライバー利便性を同時に高める「車両運行サポートサービス」の提供を開始した。

軽商用EV『ミニキャブEV』に搭載可能な車載通信機(TCU)を活用し、管理者向けダッシュボードと、ドライバー向けコネクティッド機能「MITSUBISHI CONNECT」を一体化し、物流・配送事業者が抱える人手不足や効率化ニーズに応える。利用料金は月額1210円(税込)/台。

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管理者向けの専用ダッシュボードでは、リアルタイムの車両位置情報や走行距離、消費電力量を一覧表示。バッテリー残量の推移グラフや平均消費電力量の分析レポートを通じ、充電計画や運行ルートの最適化を支援する。これにより車両稼働率の向上と運用コストの削減を実現。既存の充電管理システムや運行管理システムとはAPI連携が可能で、後付け端末の設置・管理コストを抑えつつ、データの二重入力や運用改善サイクルの効率化につなげられる。

また、ドライバー向けには「MITSUBISHI CONNECT」の各種機能を提供。配送前にスマホからエアコンの遠隔作動やドアロック/アンロック、充電状況の確認が可能。夏場や冬場の車内環境調整による待機時間短縮や、車両トラブル時のSOSコール機能などで、ドライバーの快適性と安全性を確保する。

同社は2011年に電気軽商用車『ミニキャブ・ミーブ』を市場投入し、各地で実証実験を重ねてきた。今回のサービスは、車両稼働中の電力残量を把握し、非効率な待ち時間や航続距離不足リスクを事前に回避できる点が最大の特徴だ。

このサービスは、『ミニキャブEV』を対象に開始し、TCU対応モデルの拡大とともに対象車種を増やす計画。物流現場ではハード・ソフト両面の運用ルール整備や、既存システムとのデータ連携フロー構築がカギとなる。同社では導入企業向けに運用支援パッケージを用意し、現場の声を吸い上げながらアップデートを繰り返す方針だ。物流・配送業界におけるEV活用の促進と、業務効率化への期待が一層高まる。

三菱自動車工業/軽商用EV「ミニキャブEV」を一部改良、コネクティッド機能を追加、予防安全装備も強化

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