経営 に関する最新ニュース
一覧- 国内トラック4社/新東名で自動運転トラック社会実装に向けた総合走行実証を開始 (10月21日)
- 中国運輸局/25年9月の行政処分、廿日市市で事業停止(30日車)など5社 (10月21日)
- 中部運輸局/25年9月の行政処分、安城市で輸送施設の使用停止(130日車)など5社 (10月21日)
- 日野自動車/三菱ふそうとの経営統合に関する株式交換契約を締結 (10月20日)
- 極東開発工業/FM大阪の飲酒運転撲滅プロジェクトに参画 (10月20日)
2024年05月16日 14:49 / 経営
三菱ふそうトラック・バスは5月16日、日本政府の開発援助プログラム(ODA)を通じて、スーダンとモルディブに計138台を納車すると発表した。
このODAによる納車は、廃棄物管理と環境を改善し、両国における廃棄物関連の持続可能な開発目標の達成に貢献することを目的に実施するもの。
スーダンには中型トラック「ファイター」60台、モルディブには小型トラック「キャンター」78台を納車する。車両は、双葉インターナショナルを通じて契約され、三菱ふそうの川崎製作所で車両を組み立て、架装部分は極東開発工業が担当した。
スーダンは、特に都市部における人口増加に伴い、廃棄物の増加が深刻化。納車する60台の特装車両は、2030年までに廃棄物関連の持続可能な開発目標の達成を目指す「アフリカのきれいな街プラットフォーム」に関連し、JICA(国際協力機構)の「スーダン国・きれいな街のための廃棄物管理機材改善計画・準備調査」で提案されたプロジェクトがODA無償案件として両国合意のもと実現化し、廃棄物管理機器の整備に活用される。同国では、現地販売代理店であるDAL MOTORS社を通じて、小型・中型・大型トラックと小型バスを販売しており、今回の納車も同社が納車車両のトレーニングを行った。
インド洋の環礁と約1200の島で構成されるモルディブは、適切な廃棄物管理が確立されていない地域もある。納車する78台の車両は、環境汚染を減らし、公衆衛生を改善するのが目的。三菱ふそうは現地販売代理店のUnited Motors Lanka PLC社を通じて小型・中型・大型トラックと小型バスを販売しており、今回の納車も同社を通じて納車車両のトレーニングを実施している。