農林中金キャピタル／ヤマスイグループの発行済株式を譲受

農林中金キャピタルは6月1日、農林中金キャピタル1号投資事業有限責任組合を通じて、有限会社山本水産輸送、有限会社ヤマスイ物流、株式会社ファーストエイド（以下、各社の子会社を含めて「ヤマスイグループ」）の発行済株式を譲り受けたと発表した。

ヤマスイグループは全8社で構成されており、物流事業、レンタカーリース事業、保険代理店事業、車輛整備事業、車輛販売事業、印刷事業、タクシー事業など多岐にわたる事業を展開。主力の物流事業においては、ボルボ社製トラックを積極的に取り入れつつ、中四国でもトップクラスの車輛台数を有しており、運送会社としても高いブランド力を築いている。とりわけ、祖業の食品運送領域で高い知名度を誇るほか、近年では一般貨物の取扱いも拡充させており、建設資材・農業機械・紙製品・雑貨など幅広い商品に対応している。

同社は、新たな経営体制の下、JA・JF・JForestを含む同社グループのネットワークも活用しながら、経営基盤の強化、車輛・倉庫への積極的な投資、新規顧客の開拓等の支援を行い、ヤマスイグループの更なる成長をサポート。ヤマスイグループの成長を通じて、世の中に物流サービスを安定的に提供し、物流の2024年問題や地域経済の発展に寄与することを目指していくとしている。

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