労務 に関する最新ニュース
一覧- 運輸労連/賃上げ要求「1万7300円」、26春闘基本構想を示す (12月12日)
- 月間現金給与総額/25年10月運輸業・郵便業、一般労働者0.3%増の37万4342円 (12月10日)
- 栗山自動車工業/マネジメント層向け「コーチング研修」実施 (12月09日)
- 特定技能ドライバー/11月の評価試験(トラック)222人が合格 (12月08日)
- 両備トランスポート/10年ぶりにユニフォーム刷新「現場で働く自分たちが主役」 (12月03日)
2024年10月28日 16:10 / 労務
厚生労働省は10月28日「2024年賃金引上げ等の実態に関する調査」の結果を公表した。
それによると、9~12月予定も含め「1人平均賃金を引き上げた・引き上げる」企業の割合は91.2%となり、前年の89.1%から増加。また、1人平均賃金の改定額は1万1961円で、前年の9437円から4.1%上昇した。
その中で「運輸業・郵便業」は賃金を引き上げた・引き上げる企業の割合は74.4%で、産業別では最下位。また「賃金の改定を実施しない」企業は全体では2.3%だが、運輸業・郵便業では11.7%で最も多かった。
また1人平均賃金の改定額は、9030円で昨年より3.2%増となったが、全産業平均の1万1961円には届かず、賃金格差の是正には至っていない実情が確認されている。
■厚生労働省 令和6年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/jittai/24/dl/10.pdf