日産/AT限定普通免許で運転できる「アトラス普通免許対応モデル」を発売
2024年11月15日 11:18 / 車両・用品
日産自動車は11月14日、小型トラック「アトラス」(F26型)にAT限定の普通免許で運転できる小型トラック「アトラス普通免許対応モデル」を追加し、発売した。価格(税込)は445万7200円から。
<アトラス普通免許対応モデル>

乗車定員は2名と3名が設定され、積載量は1.25トン~1.35トン。荷台は長さ3120×幅1620×高さ380mmで、積載量2~3トンクラス同等の荷台寸法を維持しながら、最小回転半径は乗用車並みの4.4mを実現し、路地など狭い道でも扱いやすい。また用途に合わせ、フラットローダブルタイヤ、フルフラットローダブルタイヤ、フルフラットローシングルタイヤの3種類から荷台の高さを選択することができる。
<シングルキャブ荷台イメージ>

エンジンは、最高出力88kW(120ps)、最大トルク320Nmと高い動力性能を発揮する1.9Lディーゼルターボのいすゞ「RZ4E」を搭載。これに全車マニュアルモード付6速ATを組みあわせ、積載1~1.5トン積キャブオーバートラックではクラストップとなるWLTCモード10.8km/L(2WD・シングルキャブ・フラットロー・平ボディ)の低燃費を実現している。
<RZ4Eエンジン>

キャビンは、小径ステアリングの採用やシートスライドピッチの細分化、ヘッドクリアランスの拡大を図ったことで、大柄な方から小柄な方まで、多様なドライバーに対応。長さに余裕を持たせ、握りやすいアシストグリップ等も採用し、乗降性も向上。ドア施錠・解錠、エンジン始動が容易になるインテリジェントキーも選択できる。
<快適性を高めた室内空間>

先進安全装備は、「プリクラッシュブレーキ(PCB)」をはじめ、「ブラインドスポットモニター(交差点警報・出会い頭警報)」、「車線逸脱警報(LDWS)」、「ふらつき警報」「誤発進抑制機能」、「先行車発進お知らせ機能」、「車間距離警報」など、各種運転支援技術を全車標準装備。さらに、上級の「カスタム」グレードでは自動作動/自動解除機能付の電動パーキングブレーキ(EPB)も装備する。
ボディカラーは、カスタム専用色のダークカーキメタリック、フリントグレーメタリックをはじめ、全5色が用意されている。
<専用色ダークカーキメタリック>

なお「アトラス 普通免許モデル」は、いすゞ「エルフミオ」をベースに、日産自動車の車種として、いすゞより生産供給されるモデルとなる。
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