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2025年01月29日 14:58 / 施設・機器・IT
三菱ふそうトラック・バスは、小型EVトラック「eキャンター」の使用済みバッテリーを蓄電システムに再利用(リユース)する「バッテリーセカンドライフ」の実証実験を2月から実施する。
実証実験は、次世代型蓄電池の開発を行うCONNEXX SYSTEMS(京都府精華町)と共同で実施。「eキャンター」従来型モデルの使用済みバッテリーを車両から取り外し、CONNEXX SYSTEMSが開発するEV用充電器一体型の蓄電システム「EnePOND EV Charger(仮称)」の電源として再利用する。
<「eキャンター」と「EnePOND EV Charger」 >
2025年2月より、京都府向日市の市役所に「EnePOND EV Charger」を設置し、市のEV公用車の充電に使用する。また2025年中盤を目途に、三菱ふそうの川崎製作所構内でも「EnePOND EV Charger」をEVトラック等の充電に用いる予定。
三菱ふそうとCONNEXX SYSTEMSは、この実証で「EnePOND EV Charger」の実用性を検証することで、使用済みの「eキャンター」バッテリー再利用の用途確立と、2026年を目標とする実用化への検討を進めていく。
また、蓄電システムでの役目を終えたEVバッテリーは、「材料回収」を行い、次の世代へとつなげていく。三菱ふそうは、使用済みバッテリーの循環経済(サーキュラーエコノミー)を確立することで、バッテリーの資源価値を最大化し、EVのトータルコストの低減およびEVシフトのさらなる加速につなげることを目指すとしている。