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2025年02月27日 13:06 / 経営
近畿運輸局、各府県(大阪・京都・奈良・滋賀・和歌山・兵庫)労働局、近畿農政局、近畿経済産業局は2月18日、トラック協会や荷主などに2025年大阪・関西万博開催期間中の物流に係る協力依頼を発した。
2025年大阪・関西万博は、4月13日から同年10月13日まで大阪の夢洲で開催される。この間、阪神高速道路や万博会場周辺の一般道路における交通渋滞が見込まれており、交通や物流の円滑化と都市活動を両立する必要がある。
そのため、「複数荷主の連携による倉庫の共同使用、共同配送」による交通量の抑制、「十分なリードタイムでの発注による柔軟な配送時間帯・配送ルートの設定」「在庫調整による配送日の平準化」「附帯作業の見直しや検品作業の簡素化による納品時間の短縮・輸送の効率化」「納品時間の変更」による交通量の分散化・平準化を要請した。
そのほか、特に渋滞が予想されるエリアにおいては、トラックの公道待機などによる渋滞悪化を防止するため、可能な限り「駐車スペースの確保」「スムーズな荷物の受け渡し」に協力して欲しいとしている。
予見される万博開催期間中の交通渋滞を可能な限り避けるためには、物流事業者の取り組みのみでは実現が困難であり、発側と着側の荷主の理解と協力が必要不可欠となっている。