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2025年08月21日 17:46 / 経営
日野自動車はこのほど、日野販売会社メカニックの自動車整備士検定合格を支援する養成施設「日野自動車21世紀センター特定分教場」を開設した。自動車整備士の人材が不足する厳しい環境においてサービス人材を育成・強化し、クルマの稼働を支えるサービスなどからなる「品質」の向上を目指す。
「日野自動車21世紀センター特定分教場」は、東京都自動車整備振興会技術講習所が指定した特定分教場で、8月20日に講習を開始し、日野販売会社と日野から5人が1期生として受講した。
ディーゼルエンジンで動く普通自動車などの基本的な整備ができ、商用車の整備士として働くために求められる資格「三級自動車ジーゼル・エンジン」の未取得者に対し、座学や実技研修を通じて、自動車整備士技能検定への合格を支援する。
地域によっては、最少催行人数割れ、希望する資格区分の講座が未開催、定員オーバーなどの理由で地元の講習所で受講できない場合があるが、日野の養成施設では受講機会が安定して確保できる。受講機会の拡充により、顧客の車両の稼働を支えるメカニック人財の増強を後押しする。
講習期間は、一般的な講習所のおよそ6分の1となる約1カ月間。このため受講生が短期集中で効率的に知識技術を習得できる。販売会社のニーズに合わせ開講時期を設定し、繁忙期を避けるなど柔軟に対応する。
日野の強みである「総合品質」で顧客のビジネスを徹底的にサポートするには、魅力的な商品のみならず高品質な整備・修理の提供が不可欠となる。日野は、顧客の車両の稼働を支える トータルサポートの質を向上しビジネスに貢献することで、顧客・社会の課題を解決し、持続可能な社会の実現を目指す。
■養成施設の概要
施設名:日野自動車21世紀センター特定分教場
所在地:東京都八王子市みなみ野5ー28ー5 日野自動車21世紀センター内
実施種目:三級基礎、三級自動車ジーゼル・エンジン
指定年月日:2024年10月21日