ナビタイムジャパンは8月28日、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ by NAVITIME」に、Web版での「ルート編集機能」とスマホアプリへの「ルート共有機能」を追加し、提供を開始した。
「ルート編集機能」では、ルート検索後に地図上のルート線をドラッグ&ドロップできるようになり、通りたい道路や交差点に合わせて任意にルートを編集することが可能となった。ルート検索後に、「編集モード」をオンにすると利用できる。
なおルートの変化は、視覚的にわかりやすいよう、ドラッグ中にルートの変化を確認しながら編集できるようにしている。
<ドラッグ&ドロップでルートを編集できる>

編集したルートは、『トラックカーナビ』アプリに共有が可能。共有用URLをスマートフォンで読み込むと、『トラックカーナビ』アプリでそのルートを再現し、ナビゲーションが可能になる。
<編集したルート形状をアプリに共有して案内>

この機能は「配送先や運送会社の規定により、任意の道路を通るように指定したい」「A交差点ではなくB交差点を通りたい」などの要望から、開発したもの。
交通規制だけでなく、地域の交通事情を加味したルートや、運送会社の事情やドライバーの好みに合わせたルートを簡単に作成できる。また、運行管理者がWebサイトでルートを作成し、ドライバーに共有する、という使い方もできる。
また「ベテランドライバーと同じルートを走行して欲しい」というケースでは、これまでは、ベテランドライバーの走行実績をドライバー同士がアプリ間で共有して再現する必要があった。しかし、本機能を活用することで、走行実績が無くても、走って欲しいルートを提示することが可能なため、新人ドライバーや外国人ドライバーへの教育にも活用できる。
ナビタイム/渋滞情報専用Webサイトを提供開始