西久大運輸倉庫/アドブルーを自社で輸入し安定確保、将来的には販売も計画

2025年10月06日 11:52 / 経営

西久大運輸倉庫(福岡市)は、このほどアドブルー(AdBlue)を、自社で選定・買い付けし、輸入まで行う体制を構築した。これまで同社は通関業務を通じて海外貨物の取り扱いを行ってきたが、自社主体での海外調達は今回が初となる。

買い付けにあたっては現地に赴き、製造現場の視察や品質確認を行うなど、時間をかけて信頼関係を構築しながら慎重に取り組んだという。また取引に際しては福岡銀行も協力した。

<アドブルーを運んだコンテナトラック>
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アドブルーは、物流会社として不可欠な資材だが、2021年から22年にかけては世界中で供給量が不足するなど不安定な面がある。同社では、これを自社で確保することで、より安心して顧客にサービスを提供できる体制を整える。将来的にはアドブルーの販売事業も視野に入れ、物流インフラの支援に貢献していきたいとしている。

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