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2025年10月15日 11:39 / 経営
運送会社の「トラック経営の見える化」サービスを提供する六興実業は10月1日、北総運輸(本社:千葉県富里市)をグループ化した。
北総運輸は、建築資材の輸送や精密機械の据付設置輸送を手掛ける企業で、1980年9月4日設立、資本金は1000万円、社員数は23名。六興実業のグループ化後も、谷中誠代表取締役社長が続投し、六興実業の段林修平社長が、北総運輸の代表取締役会長に就任した。
平ボディ車・ユニック車を保有しており、建築資材・精密機械・イベント機材等の輸送を得意としている。2~4トンの比較的小型な車両を中心にそろえ、約半数の車両がスポット対応も可能なため、制約のある現場等への柔軟な対応を強みとしている。
六興実業によると、「トラック経営の見える化とは、車両1台ごとの収支はもちろんのこと、1kmあたりの変動費や1日あたりの固定費、燃費推移やメンテナンス費用の推移、残業時間や拘束時間の推移など、案件(荷主)・車両(トラック)・人(ドライバー)という、トラック経営において重要な3つの要素にかかわる各種指標を『見える化』。紙の請求書やエクセル等で保管しているデータの入力まで「まるっと」請け負うことで、毎月データ入力するほどの時間の余裕がない、システムの利用や業務フローを変えるハードルが高い、中小運送会社の経営現場の実情に即したサービス」という。
段林社長は、六興実業の創業前に、茨城県坂東市の車両20台規模の運送会社の代表に就任し、経営を実践。その当時の経験をもとに、創業2年間で100社以上の運送会社に「トラック経営の見える化」等による経営支援を行ってきたという。
六興実業の段林社長は、「北総運輸をグループに迎え入れたということは、単なる六興実業の事業拡大のための選択ではない。小規模な実運送会社において厳しい経営環境のなかで、『トラック経営の見える化』等の実践を通して、『しっかりと収益を残しながら、そこで働くドライバーさんにもよりよい環境をつくり、荷主さんの要望にもきちんと応えていく』という、中小運送会社経営のモデルケースを共につくり上げる挑戦だ」とコメントしている。
なお、10月1日から北総運輸は、公式ホームページを公開した。
■六興実業
https://www.rokko-jitsugyo.co.jp/
■北総運輸
https://hokuso-unyu.jp/