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2025年10月15日 14:33 / 車両・用品
極東開発工業は10月15日、同社の垂直昇降式テールゲートリフタ「パワーゲート V800tilt」が、「2025年度グッドデザイン賞」を受賞したと公表した。
<垂直昇降式テールゲートリフタ「パワーゲート V800tilt」>
「パワーゲートV800tilt」は、アルミ製プラットホーム(荷物搭載部)を採用したバンボデー専用モデル。
「パワーゲート G3 1000」に採用している「チルト機構(プラットホーム傾斜角度の調整機構)」を搭載し、V型(垂直昇降式)とG3型(チルト機構搭載後部格納式)の強みを兼ね備えた同社独自仕様のテールゲートリフタとしているのが特徴。垂直昇降式にチルト機構を備えているのは、国内で唯一となる。
水平状態から上下に約10°の範囲でチルトが可能なため、プラットホームと集荷場デッキの間に高低差があっても効率よく積み降ろしできるほか、併せて搭載している自動水平機構によりプラットホームが水平状態で昇降することで、傾斜地や積雪地域でも荷物のぐらつきを防止し、より安全な作業を可能としている。
グッドデザイン賞の審査委員会では、同モデルについて「物流の現場における、省力化、業務負荷の軽減は、社会的な課題である。荷役作業の省力化に欠かせないテールゲートリフタを、昨今の状況に合わせ、小型トラックへ装着可能にし、車輪付き大型荷物の安全な積み降ろし、傾斜地やピットでの効率的作業を実現するなど、複数の課題を同時に解決する画期的なデザインである。コンパクト設計、低角度で垂直昇降する大型アルミプラットホーム、自動水平機構とチルト機構といった技術開発により課題をクリアし、複数のニーズを一台で解決する独自性と、現場の課題に真正面から取り組む姿勢を高く評価する」と評価している。