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2023年09月26日 14:02 / 施設・機器・IT
Hacobuは9月26日、ASKUL LOGIST(アスクルロジスト)がHacobuの配送案件管理サービス「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」を導入し、輸送管理にかかる業務を75%以上削減した事例を公開した。
アスクルロジストは、アスクルとLOHACOの物流を担う企業で、全国15カ所の物流センターを起点に、アスクルの輸送とアスクル以外の荷主の輸送を行っている。当初はアスクルの輸送のみを行っていたが、20年にアスクル以外の荷主との取引が始まり、輸送の依頼数が増加。依頼の手間も増えたことで、電話やFAX、メールなどのアナログなやり取りを止め、デジタル化することが急務となり、西日本輸送管理センターで取り扱う全ての輸送を対象に、配送案件管理サービス「MOVO Vista」を導入した。現在は東日本輸送管理センターへの展開を進めている。
<アスクルロジスト>
課題の多かったアスクルロジストだったが、「MOVO Vista」導入後は、輸送手配・配車計画管理・請求にかかる業務が導入前は月次で1人あたり40〜50時間かかっていたところ、導入後は10時間と75%以上削減し、業務効率化を実現。配送の依頼から請求までの運用をデジタル化することで一元管理が可能になった。また、協力会社との認識の齟齬がなくなり、月末の支払い業務もスムーズに行え、ガイドラインで実施が必要な事項とされている「運送契約の書面化」にも対応できるようになったという。
<システム導入の概要>
配送案件管理サービス「MOVO Vista」は、荷主企業・元請企業・運送会社の企業間をつなぎ、配送案件の管理を支援する物流DXツール。一連のコミュニケーションをオンラインで行うことで、契約の書面化・電子化を実現する。都度発生していた、電話・FAX・メールでのやりとりが不要になり、業務の効率化が実現できるだけでなく、誰にでも受発注状況がわかる状態となり、属人化を解消できる。また、各拠点の輸配送データが蓄積・見える化されるため、拠点横断の配車最適化をはじめとした輸配送最適化を支援する。
■アスクルロジストの導入事例
https://hacobu.jp/case_study/7102/