NEXCO東日本は12月16日から3月19日まで、東北道・佐野SA(下り線)で、長距離輸送のドライバー交代の本格運用に向けた実証実験を佐川急便の協力で実施し、通年でのドライバー交代場所の確保に向けた検証を行う。
実証実験は、関西(京都府)から東北(福島県)まで約680kmの長距離輸送を対象に実施。朝6時台の1日1便で行う。
第二京阪・八幡東ICを出発したトラックは550kmを約13時間で走行、東北道・佐野SAでドライバーを交代し、130km離れた東北道・矢吹ICまで約3時間で走行する。
<実証実験の概要>

この実証実験は2024年9月~10月にも実施しており、交代するドライバーや他車の安全性に問題がないこと、輸送時間短縮、ドライバーのトラック運転時間の短縮による負担の軽減効果があることが確認されている。一般道を走行する必要がなくなるため、トラックでの運行が約12km・約30分短縮されると同時に事故リスクも低減、1運行あたり約7.49kgのCO2削減にも寄与した(年間換算で約1.9tの削減)。
<昨年度の実証実験の様子>

なお、前回の実証実験では管理用スペースを利用してドライバー交代を行ったが、今回は既存駐車マス1箇所を規制して行う。降雪等の影響を受ける冬期間を含めて検証することで、改めて安全性の検証と道路管理への影響、物流事業者の運行管理への影響等、本格導入に向けた課題を確認する。
<ドライバー交替場所>

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