東北運輸局は12月25日、トラック運送事業者に対して10月に行った行政処分を公表した。
「輸送施設の使用停止(10日車)」以上の行政処分を受けたのは3社。
■エムエス物流・本社営業所(宮城県白石市福岡深谷字三本松)
11月5日、輸送施設の使用停止(80日車)の行政処分。
6月5日、監査方針を端緒として監査を実施。
整備不良車両等、運転者の指導監督義務違反、初任運転者に対する運転適性診断受診義務違反の3件の違反が認められた。
この処分により付された営業所違反点数は8点、事業者点数8点。
■平安運送・本社営業所(岩手県西磐井郡平泉町平泉字宿)
11月13日、輸送施設の使用停止(184日車)の行政処分。
8月28日、監査方針を端緒として監査を実施。
乗務時間等基準告示の遵守違反、運転者の指導監督義務違反、運行管理者の特別講習受講義務違反の3件の違反が認められた。
この処分により付された営業所違反点数は19点、事業者点数25点。
■三浦産業・石鳥谷営業所(岩手県花巻市石鳥谷町中寺林)
11月27日、輸送施設の使用停止(20日車)、文書警告の行政処分。
8月22日、監査方針を端緒として監査を実施。
整備不良車両等、運転者の指導監督義務違反の2件の違反が認められた。
この処分により付された営業所違反点数は2点、事業者点数2点。
東北運輸局/25年10月の行政処分、酒気帯び運転で輸送施設の使用停止(176日車)など9社