経営に関する最新ニュース
一覧- NLJ、ヤマト運輸など/NEDO公募「自動運転支援道」実施予定先に採択 (07月24日)
- 行政処分/北海道のトラック事業者を事業停止処分 (07月23日)
- SBフレームワークス/東京都貨物輸送評価制度で7年連続三つ星を取得 (07月23日)
- 全ト協/24年度Gマーク、9460事業所の申請を受理 (07月22日)
- いすゞ/藤沢工場の死亡事故で書類送検、労働安全衛生法違反容疑 (07月22日)
2023年06月30日 11:40 / 経営
いすゞロジスティクス、三井倉庫、花王は6月29日、 日本物流団体連合会が主催する「第24回物流環境大賞」において、「特別賞」を3社合同で受賞したと発表した。
<左より、花王:橋本部長、日本物流団体連合会:池田会長、いすゞロジスティクス:福島グループリーダー、 三井倉庫:安原部長 >
今回の受賞は、既存の物流スキームにインランドコンテナデポ(以下、ICD)を活用したコンテナのラウンドユースを行うことで、CO2削減、ドライバーの運用効率向上を実現したことが評価されたもの。三井倉庫グループが提供する持続可能なサプライチェーン構築支援サービス「三井倉庫SustainaLink」の脱炭素物流支援メニューとして、物流における各工程のCO2排出量を見える化し、花王、いすゞロジスティクスと共にCO2排出量が多いコンテナ輸送の改善活動を実施。 ICDを活用したコンテナのラウンドユースを行うことで、総輸送距離の削減を実現した。
<取り組みのイメージ>
三井倉庫が提携するICDは栃木県南部にあり、花王栃木工場から15km、いすゞ自動車栃木工場から45kmの場所に位置。従来の京浜港から空コンテナをピックアップするよりも短い走行距離で空コンテナの利用が可能となり、CO2排出量では年間62.9トン削減(従来比42%削減)、ドライバーの拘束時間は960時間削減(従来比33%削減)の効果が見込まれるとしている。