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2023年08月24日 16:44 / 交通
国土交通省は8月21日、中・長距離フェリーのトラック輸送に係る積載率動向の調査結果を公表し、船舶のモーダルシフト推進を呼び掛けた。
この調査は、今年6月に取りまとめられた「物流革新に向けた政策パッケージ」において、「トラック長距離輸送から鉄道や船舶へのモーダルシフトを強力に推進し、最適なモードを活用したモーダルコンビネーションの展開を図るために、~(中略)~フェリー積載率についての定期的な調査・荷主企業等への情報提供を行い、利用可能な輸送力について周知することにより、鉄道や船舶の利用促進及び積載率の向上を図る」とされたことを受け、国土交通省海事局が実施したもの。
その結果、積載率70%未満であった航路は、下記の通り
(今年1~3月)
阪神~北海道(上り60~65%、下り55~60%)
阪神~北四国(上り下りとも55~60%)
北四国~北九州(上り30~35%、下り40~45%)
京浜~北九州(上り下りとも60~65%)
阪神~中九州(下り55~60%)
阪神~南九州(上り下りとも65~70%)
(今年4~6月)
北陸~北海道(上り下りとも65~70%)
阪神~北海道(上り下りとも55~60%)
阪神~北四国(上り下りとも55~60%)
北四国~北九州(上り35~40%、下り40~45%)
京浜~北九州(上り下りとも65~70%)
阪神~中九州(上り65~70%、下り55~60%)
国土交通省海事局では、今後も随時調査を実施して結果を公表し、船舶の利用促進を呼び掛けていくとしている。