住友ゴム/車両故障予知会社に出資、トータルフリートサービス目指す

2024年01月11日 16:44 / 経営

住友ゴムは1月10日、AIを活用した車両故障予知ソリューションサービスを提供する米国のベンチャー企業バイアダクト社に出資したと発表した。

<左から住友ゴム山本悟社長、Viaduct社デイヴィッド・ハッラークCEO>

20240111SUMITOMO - 住友ゴム/車両故障予知会社に出資、トータルフリートサービス目指す

バイアダクト社の車両故障予知ソリューションサービスは、タイヤ以外の車両部品の故障予知を行うが、これに住友ゴム独自のセンサーレスのセンシング技術「センシングコア」で得たタイヤの解析データを組み合わせることで、車両全体の状況を把握することが可能になる。

このトータル車両故障予知ソリューションサービスの提供によって、走行時の安全性向上、車両稼働率の向上、メンテナンスコストの削減が期待される。

両社は既に共同実証実験を開始しており、2020年代後半には、メンテナンス・保険・リースなどを組み合わせたトータルフリートマネジメントサービスの展開を目指している。

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