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2024年01月23日 14:40 / 施設・機器・IT
近畿運輸局は1月23日、大阪トラックステーション、奈良・針トラックステーションで1月16日に実施した「大型トラックのホイール・ナットの増し締め点検」の結果を発表した。
<増し締め点検の様子(針TS)>
点検したのは大型トラックと中型トラックで、大阪TSは25台、針TSでは24台を点検。その結果、大阪TSでは6台、針TSでは過半数となる13台で緩みが確認された。
大阪TSの6台、針TSの13台とも、全車複数のホイール・ナットで緩みがあり、そのうち大阪TSでは5台、針TSでは8台に複数輪での緩みが確認された。また大阪TSの5台中1台は左側のホイール・ナットすべての緩みが確認されている。
この他、針TSの13台中1台はボルトとホイールに著しい錆が発生、また大阪TSではホイール・ナットに緩みはなかったが、ホイールに錆汁の跡が確認された車両が1台あった。
なお、両TSとも緩みのあった車両は、トルクレンチを用いて適正なトルク値での増し締めが行われた。
近畿運輸局では、タイヤ交換に際し、適切に交換しても走行すると必ず緩み(初期なじみ)が発生するため、タイヤ交換後50km~100km走行後、規定トルクで増し締めするよう要請している。