日本トレクスは3月22日、物流の2024年問題解決に向けた新たな提案として、4月よりトレーラに特化したドライビングスクールを開校すると発表した。
このドライビングスクールは、トレーラ導入を検討している企業や、トラックからトレーラにステップアップしたいドライバー、初心者トレーラドライバーなどを対象にしたもの。トレーラの基礎知識から右左折や後退操作などの実技まで学ぶことができる。
<スクールの様子>

研修場所は、とよはし産業人材育成センター(愛知県豊橋市神野新田町)。研修はトラクタ、セミトレーラを使用して行われる。受講の申込は企業単位で受け付けており、推奨参加人数は4名。受講費用は参加人数に関わらず8万8000円(税込)。
<【研修場所】とよはし産業人材育成センター(愛知県豊橋市)>

同社には以前より、顧客から「現物に触れて導入を検討したい」「トラックからトレーラへのステップアップを支援して欲しい」といった声が多数寄せられており、このスクールはそれに応えたもの。日本トレクスでは「トレーラメーカーが、実際の車両を使用してドライビングスクールを開校することで、2024年問題解決の一助になることを目指す」としている。
なお、同スクールはセミトレーラを使用した講習からスタートするが、順次ダブル連結トラックやスワップボデーの講習も始めていく計画としている。
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