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2024年05月02日 14:15 / 動画
ティアフォーは5月2日、高速道路トラック向け自動運転システムの基本機能を開発し、2024年度から新東名高速道路での実証実験を開始すると発表した。開発成果をリファレンスデザインとして商用車メーカーへ提供し、高速道路トラックへの自動運転機能の早期導入を支援する。
今回の実証実験では、ドイツのスタートアップで商用車の自動運転化に向けたソフトウェアプラットフォームモジュールを提供しているdriveblocksの技術を活用し、高精度地図を必要としない認識技術を導入、長距離・広域の高速道路環境に対応した自動運転システムの開発を進める予定。
<driveblocksの機能モジュールの実証結果>
https://youtu.be/saGk3DNAeX0
この技術は、すでに欧州のブレンナー峠など走行難易度の高い環境で実証されており、国内の新東名高速道路を想定したテストコースおよびシミュレーション環境を活用した検証も進んでいるという。また、ティアフォーとdriveblocksの技術の統合により、高速道路の工事や新設区間など、高精度地図の未整備や最新データの未反映がある場合でも、冗長性と安全性の高い自動運転の実現が可能になるとしている。
<国内での実証状況:前方カメラから検出された車線マーキング(左)と検出された道路の鳥瞰図(右)>
2024年度内の実証実験に向けて、両社は、高速道路の一般的なシナリオに加えて、衛星測位システムが利用できないトンネルや低照度の環境など、様々なシナリオ下で時速100キロメートルでの正確な認識機能の動作検証や走行車線のモデル作成を完了させ、リファレンスデザインとして提供する。また、ティアフォーでは、高速道路トラックが合流車両や障害物などの周囲を認識し、安全に走行できるよう、物体検出機能の向上にも注力していく。