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2024年08月05日 14:59 / 経営
日野自動車は、来年1月にサウジアラビアで行われるダカール・ラリー2025に「日野チームスガワラ」として参戦する。日野のダカール・ラリーは34回目。前回の2024年大会では、総合6位で1991年の初参戦以来、33大会連続完走を果たしている。
参戦車両は、2024年大会の参戦車両(HINO600シリーズ)をベースに改良。エンジン回りの配管経路や部品剛性の見直し、オートマチックトランスミッションのクラッチ板の強化等を行う。また、トランスファーやサスペンションといった部品を、使用状況の予測に基づいて交換サイクルを設定し予防整備の徹底を図るとともに、人数と時間を要する整備が重ならないよう整備体制の見直しも行う。
参戦体制は、これまで同様チーム代表及びドライバーを菅原照仁氏が務める。メカニックは、7月に実施した全国販売会社のメカニック選考会から選抜された青森日野自動車の柏谷壮一郎さん、南関東日野自動車の邵相権さん、長野日野自動車の上原智史さんの3名がチームに帯同。その他、日野の社員がメカニックとしてダカール・ラリーへの参加を目指す試みとして、社内より選抜された4名が参戦車両の製作に加わった。
菅原照仁氏は「2024年大会で日野自動車として33大会連続完走&総合6位を達成できたのも、協賛会社の皆様を筆頭に、多くのサポートをいただいたお陰です。チームを代表し、改めまして御礼申し上げます。我々を取り巻く環境は、依然として厳しい状況が続きますが、より速く信頼性の高い車、より強いチームを目指し、チーム一丸となって準備を進めてまいります。参戦に至る、日野チームスガワラの活動にもぜひご注目ください」とコメント。
またメカニックとして参加する3名は、「販売会社代表としてプレッシャーも感じていますが、自分の今まで培ってきた知識・技術を発揮し連続完走、上位入賞に貢献できるよう頑張りたい」(青森日野自動車 柏谷壮一郎さん)、「ダカール・ラリーを通じて得た知識と経験を今後の仕事に活かし、会社に貢献できるよう沢山のことを吸収して帰ってきたい」(南関東日野自動車 邵相権さん)、「応援してくれる、会社の皆様、家族、一緒に選考会を戦った仲間への感謝を忘れず、チームに貢献できるように頑張ります」(長野日野自動車 上原智史さん)と期待を語っている。