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2024年10月24日 14:39 / 経営
セレンディップ・ホールディングス(名古屋市中区)は、23日開催の取締役会で、新設するセレンディップSPC1号を通じてエクセル・グループ(東京都中央区)の株式を取得し、子会社化することを決議した。セレンディップHDは、子会社の自動車内外装品を製造する三井屋工業とのシナジー効果で、トラックメーカーへの拡販などが期待できるとしている。
エクセルは独立系のティア1サプライヤーで、プラスチック加工技術「3次元ブロー成形」のパイオニアとして技術力が高く評価されている企業。主に自動車部品ダクト等の樹脂成型品の開発・製造を行っており、特にトラックやピックアップトラックメーカー向けの部品製造が得意。大型FC(燃料電池)トラックにもメーカーと共同で開発に取り組んでいる。
エクセル・グループは、国内5社及び海外4社の計9社で構成されており、連結売上高111億円、連結営業利益8億円、総資産134億円、純資産104億円。セレンディップとしては、設立後、最大のM&Aとなる。また、本件については地域を支える中堅・中小企業の持続可能な発展と円滑な承継を支援する商工中金キャピタルがファイナンシャル・スポンサーとして初めて資本参加する。
■エクセル・グループ(https://www.3d-excell.com/jp/)
■セレンディップ・ホールディングス(https://www.serendip-c.com/)