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2024年10月24日 15:34 / 車両・用品
いすゞ自動車は10月24日、国土交通省に小型トラック「エルフ」及び日産「アトラス」、UD「カゼット」、マツダ「タイタン」のリコールを届け出た。対象は2023年4月28日~2024年7月16日に製造された2万7129台。
不具合の部位は電動パーキングブレーキ。
電動パーキングブレーキシステムの制御プログラムが不適切なため、
(1)停止直前の電動パーキングブレーキ作動操作により、パーキングブレーキの引きずりを誤検知して電動パーキングブレーキ警告灯が点滅し、パーキングブレーキが解除できなくなるおそれがある。
(2)電動パーキングブレーキ作動時に、正常なパーキングブレーキケーブルのストローク量を異常と誤検知し、電動パーキングブレーキ警告灯が点灯するおそれがある。
(3)電動パーキングブレーキ作動時に、パーキングブレーキケーブルのストローク量を正しく認識できないことがある。そのため、電動パーキングブレーキ作動操作の繰り返しによりケーブルが緩み、周辺部品と干渉することで、ケーブルの損傷やライニングの摩耗が生じ、最悪の場合、ケーブルが切断し、電動パーキングブレーキ警告灯が点灯するとともに、駐車中の車両が動き出すおそれがある。
いすゞ自動車は(1)(2)について、全車両、電動パーキングブレーキコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに修正する。
(3)については、全車両、電動パーキングブレーキコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに修正する。また、パーキングブレーキケーブルを点検し、損傷が認められた場合には、ケーブルを新品に交換するとともに、ブレーキライニングの摩耗量を測定し、摩耗が認められた場合には、ライニングを新品に交換する
これまでに事故はないが、(1)(2)は257件、(3)は1件の不具合が報告されている。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001768903.pdf