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2025年02月14日 16:10 / 経営
帝国データバンクが2月12日に公表した、「日産自動車」の全国サプライチェーン実態調査によると、Tier2では438社、Tier3以降では472社の一般貨物自動車運送業が取引していることがわかった。
日産自動車と直接取引を行う「Tier1」は1817社、Tier1と取引を行う「Tier2」は1万2204社、「Tier3以降」は5063社。
全業種でみると、Tier1では「受託開発ソフトウェア業」が92社(構成比5.3%)で最も多い。以下、「自動車部品・付属品製造業」(69社、構成比3.9%)、「その他の事業サービス業」(65社、同3.7%)、「精密機械器具卸売業」(53社、同3.0%)と続いた。
Tier2でも「受託開発ソフトウェア業」が534社(構成比4.5%)でトップ。以下、「自動車部品・付属品製造業」(470社、同4.0%)、「一般貨物自動車運送業」(438社、同3.7%)が上位になった。
Tier3以降では「一般貨物自動車運送業」が472社(構成比9.5%)でトップ。「金型・同部分品・付属品製造業」(231社、同4.7%)、「金属プレス製品製造業」(202社、同4.1%)となっている。
都道府県別にみると、「東京都」が3208社(構成比17.3%)でトップ、「愛知県」が2152社(同11.6%)で続いた。本社のほか横浜工場や追浜工場がある「神奈川県」は2051社(同11.0%)で、「Tier1」では355社(同20.3%)と東京都(751社)に次いで多かった。
今回の調査では、「東京都」や「愛知県」、日産自動車の本社がある「神奈川県」を中心にサプライチェーン企業は全国におよび、また売上規模が「1億円未満」「1億~10億円未満」の企業が計1万3633社、構成比73.4%を占めるなど、多くの中小企業が支えていることが浮き彫りとなった。