タウ/国内トップクラスのトラック修理工場「新富田自動車工場」を子会社化
2025年03月13日 14:40 / 経営
損害車のリユース・リサイクルを展開するタウ(埼玉県さいたま市)は3月12日、静岡県浜松市で大型特殊自動車等の車検・点検・整備事業を展開する新富田自動車工場と、特殊自動車等の販売を行うトラックセル・トミダを子会社化した。
<左: 新富田自動車工場 富田長平会長、右:タウ 宮本明岳社長>
新富田自動車工場は、創業から75年にわたり地域に密着し、大型特殊車両に特化した車検や点検・鈑金整備などの各種サービスを展開してきた整備事業者。
今回の連携により、タウの査定ノウハウや仕入・販売ネットワークと、新富田自動車工場の持つ高い技術力および国内トップクラスの工場設備を融合させ、「働くクルマ」のワンストップ・サービスの拡充を目指す。
また新富田自動車工場は、東名・浜松西IC近くに位置するため、この立地を活かし、長距離輸送のハブとなる物流拠点の設置も視野に入れる。タウでは、物流業界の効率化や、2024年問題に対応した長距離輸送の課題解決にも取り組んでいくとしている。
新富田自動車工場の富田長平会長は「創業から75年が経過し、現在では息子たちが会社経営を担っております。しかし、ここ数年、整備士の確保に苦戦し、息子たちとともに歩んでいける盤石な経営基盤を持つパートナーが必要だと考えるようになりました。タウ社との幾度にわたる話し合いを経て、大切な家族や従業員を託すべき相手として、タウグループに参加することを決断いたしました。これからはタウ社とともに、新たな歴史を築き、成長してまいります」とコメント。
またタウの宮本社長は「新富田自動車工場の75年の歴史に深い敬意を表し、富田会長とご家族が築いた素晴らしい会社を継承する責任の重さを感じています。喫緊の課題である人材不足に対応し、両社の技術やノウハウを融合しながら「働くクルマ」に関連する事業を拡大していくことに加え、皆様が「タウで良かった」と安心していただけるよう尽力してまいります」と述べている。
最新ニュース
一覧- 南海電鉄、TRC/東京-大阪間の幹線輸送経路構築や自動運転トラックの実現などで業務提携 (04月30日)
- 貨物自動車運送事業法/5月1日「事業計画に従い業務を行うべき命令の発動基準」施行 (04月30日)
- 国交省/「一般貨物自動車運送事業者等が破産した場合等における許可の取扱い」一部改正 (04月30日)
- 中国運輸局、鳥取県トラック協会/「トラック運送業のPR動画制作」採用促進 (04月30日)
- 西濃運輸/集荷時間の通知機能を全店導入、物流業務のDXを加速 (04月30日)
- 信州名鉄運輸/公式インスタグラム開設、採用情報や会社紹介など情報発信 (04月30日)
- アサヒロジスティクス/従業員の子供が参加「交通安全メッセージ」ラジオCM第2弾放送 (04月30日)
- SBS即配サポート/第4回セールスドライバー接客マナーコンテスト開催 (04月30日)
- 栗山自動車工業/社員の子供の進学で「入学お祝金」支給 (04月30日)
- 北陸道/賤ケ岳SA(下り)駐車マスの増設工事に着手、大型車1.3倍に (04月30日)
- 秋田道/北上西IC~湯田IC(上下線)、5月19日~23日に夜間通行止め (04月30日)
- 近畿運輸局/25年3月の行政処分、輸送施設の使用停止(90日車)など3社 (04月30日)
- 東北運輸局/25年3月の行政処分、輸送施設の使用停止(240日車)など7社 (04月30日)
- 西濃運輸/AT限定免許保持者「集配ドライバー職」中途採用を本格化 (04月28日)
- ティアフォー/経産省事業の補助事業完了「自動運転トラックの社会実装」加速 (04月28日)
- 住友商事、いすゞ/インドのトラック・バス製造・販売会社「SML Isuzu」株式を現地企業に譲渡 (04月28日)
- 住友倉庫/中国でEVトレーラーを導入 (04月28日)
- いすゞ、藤沢市/次世代ものづくり人材育成で連携開始 (04月28日)
- 北海道運輸局/荷主事業者向け「物流改正法に関する説明会」6月3日WEB併用開催 (04月28日)
- 愛知県トラック協会/「東三河トラック輸送サービスセンター」売却、5月23日に一般競争入札 (04月28日)