NEXCO東日本/死亡事故増加、北海道で「緊急交通安全キャンペーン」
2025年05月27日 17:15 / 交通
NEXCO東日本北海道支社と北海道警は5月27日~6月6日、北海道内の高速道路のSA・PAで「緊急交通安全キャンペーン」を実施する。
5月17日に道央道で軽乗用車、22日に道東道でバイクによる死亡事故が相次いで発生していることを受け、交通量が増える夏の本格的な観光シーズンを迎える前に、北海道警察と合同で高速道路のSA・PAの利用客に向けて、ノベルティを配布して「緊急交通安全キャンペーン」を実施するもの。
北海道警察によると、2024年の交通事故死亡者数は統計開始以来、最少となる104人との発表があった。一方、2025年は5月22日現在で42人の尊い命が失われており、前年比で13人増と道内全体で増加傾向にある。
北海道はこれから観光シーズンとなり、レジャーなどの外出の機会も増えることから、高速道路の交通量は増加する。特に北海道でのツーリングは爽快な一方で、ひとたび事故が発生すると重大事故につながりかねない。
高速道路を安全に走行する際は、よそ見をせず前を向いて制限速度を守り、車間距離をしっかり確保して運転する。また、こまめにSA・PAで休憩をとりながら、安全運転を心がけることが、大切な命を守ることにつながると注意を呼び掛けている。
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