ゼロ/ドライバーの確保・定着強化に向け、採用機能をグループ内で一本化
2025年07月10日 13:45 / 労務
ゼロは、ドライバー確保に向けて体制を刷新し、ドライバー採用・育成・定着を強化する。取り組みの第1弾として、自走員、構内作業員の採用機能をグループ会社で人材サービス事業を展開するジャパン・リリーフに7月から一本化する。
同社のドライバー採用は、これまで各輸送拠点が個別に行っていたが、「採用ノウハウや情報発信の均質化に課題があった」(人事部 和田部長)ことから、今後はグループ全体の専門ノウハウを結集させた、より高度で戦略的な採用体制へと進化させる。
具体的には、まず自走員・構内作業員の採用窓口を、年間約4500人の採用実績を持つジャパン・リリーフに集約する。 これにより、求職者は採用のプロフェッショナルによるスムーズな選考プロセスを経て、自身の希望や働き方に合った、より適切な情報提供を受けられるようになる。
また、繁忙期の需要に応じて多様な雇用形態のドライバーがいるため、待遇水準にバラツキがあったが、数億円規模を投資し、グループ全体の給与水準を高いレベルで統一。待遇格差を是正し、全てのドライバーが公正な待遇のもとで働ける基盤を整えた。
さらに、ジャパン・リリーフの派遣ドライバーとしてキャリアをスタートしたドライバーは、本人の希望や適性に応じてゼロの正社員へ、そして小型キャリアカーや大型トレーラーのドライバーへとステップアップできるキャリアパスの整備を同時並行で進行。将来的には、定年後もグループ内で働き続けられる環境を整え、「ゼロに入れば、生涯安心して働き続けられる」というキャリアビジョンの提示を目指す。
ジャパン・リリーフの橋本社長は、今回の取り組みについて「ドライバーはグループにとって、かけがえのない『宝』です。今回の取り組みは、単に採用の入り口を一つにするだけではありません。頑張る人が正当に評価・処遇され、その先のキャリアまで描ける。一度ゼロに入れば、安心して長く働き続けられる。そんな道筋をグループ一体で創り上げ、ドライバーと会社の双方が成長していける未来を目指します」とコメントしている。
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