ヤマト モビリティ&Mfg./モビリティショーで「EVコンバージョントラック」2トン先行発表

2025年10月23日 16:14 / 車両・用品

ヤマト モビリティ&Mfg.は、「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー)」(10月30日~11月9日)で、既存のEVコンバージョントラック1.5トン車に加え、今回新たに2トン車を先行発表する。

<ブースイメージ>
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EVコンバージョントラックとは、既存のディーゼルトラックからエンジンやミッションなどを取り外し、EVモーターやバッテリーなどを搭載して電動化した車両。運転席や荷台はそのまま活用し、動力源のみを電気に置き換えることで、走行時のCO2排出を無くすEVへと生まれ変わる。

特徴として、新車のEVトラックを購入する場合に比べ、既存の車体を活用するため初期投資を大幅に抑えることが可能で投入コストが抑制できる。また、車両の買い替えではなく「改造」という手法により、新車に比べて短い納期でEV化を実現。燃料が電気になることで燃料費を削減できるほか、エンジンオイル交換などのメンテナンス費用も不要になり、運用経費の削減もできる。そのほか、EV改造部分には、EV新車と同等の5年または10万km保証が付いており、改造後も安心して使用できる。

<EVコンバージョントラック1.5トン>
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日本の物流業界は、温室効果ガスの削減という環境目標と、収益性の確保といった経済的課題との両立に直面している。その解決策のひとつが「EVコンバージョントラック」となっている。既存のディーゼルトラックをEVとして再生し、資源循環型の輸送モデルを構築。独自の技術で高品質と低コストを両立させ、日本のEV化促進に貢献する。

「Japan Mobility Show 2025」では、実車と共にその具体的な仕組みを公開し、物流業界へ新しい選択肢を提示。地球にやさしい輸送の未来づくりを、現場から加速させる。

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