トレイトン／欧州投資銀行と5億ユーロの融資契約を締結、新世代プラットフォーム開発を加速

独フォルクスワーゲン・グループの商用車部門であり、スカニア、マンなどのブランドを展開するトレイトンは12月3日、欧州投資銀行（EIB）と5億ユーロの融資契約を締結したことを公表した。

融資は、トレイトンが開発するグローバルなクロスブランド・モジュラープラットフォームの研究開発を支援するもの。拡張性、コスト効率、柔軟性を高め、車両開発と生産の調和を目指して設計されているという。

トレイトンは今回の融資により、欧州の大型車両の変革を推進するとしている。輸送のクリーン化や、厳格なCO2削減規制の遵守など、欧州グリーンディールに定められた目標を支援するとしている。

EIBのニコラ・ビア副総裁は「持続可能なモビリティと最先端のデジタル化への投資は、欧州の長期的な競争力にとって不可欠だ」とコメント。「トレイトンのような業界リーダーへの資金提供を通じて、EIBは欧州のイノベーションが世界への影響へと繋がることを確実にする」と今回の融資を評価している。

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