全日本トラック協会は12月16日、安全性優良事業所として、新規・更新を合わせた申請事業所7504事業所のうち、7223事業所を認定した。また、2025年度申請分の安全性優良事業所名をホームページで公表した。
トラック運送事業者の交通安全対策等について、事業所単位における取り組みを評価し、一定の基準をクリアした事業所を『安全性優良事業所』として認定する「2025年度貨物自動車運送事業安全性評価事業」(Gマーク制度)の評価を決定したもの。
<認定事業所の推移>

認定事業所の内訳は、新規申請1216事業所、初回更新~5回目更新申請6007事業所の合計7223事業所。これに2021年度から2024年度に認定した2万1983事業所(12月16日現在、2025年度の更新申請事業所を除く)と合わせて、「安全性優良事業所」は2万9206事業所となった。
<認定事業所の車両台数の推移>

また、認定事業所である2万9206事業所が保有する車両台数77万2298台は、全営業用トラック147万445台(2025年3月末現在)の52.5%に該当する。
認定の有効期間は、2026年1月1日から新規事業所は2年間、初回更新事業所は3年間、2回目~5回目の更新事業所は4年間となる。
今回の認定により、安全性優良事業所は、全国のトラック運送事業所数8万4954事業所(2025年12月1日現在)の34.4%に相当し、トラック運送事業所の3割が安全性優良事業所となった。
今後も引き続き認定事業所の一層の拡大に向けて、荷主や一般の人々に対するGマーク制度の周知、認定事業所のインセンティブの拡充、巡回指導時における普及促進等に努める。
■2025年度申請分 安全性優良事業所(都道府県別)
https://jta.or.jp/member/tekiseika/gmark/index2025.html
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