2025年12月23日 12:34 ／ 経営
国土交通省は12月23日、トラック・物流Gメンによる「集中監視月間」（10月・11月）の管内の取り組み結果を発表した。
集中監視月間では、適正な取引を阻害する疑いのある荷主や元請事業者に対する監視を強化し、「働きかけ」等の是正指導を実施し、このうち、過去に「要請」を受けたにもかかわらず、依然として違反原因行為をしている疑いのある荷主等に対して、「勧告」を1件（着荷主）実施した。
勧告を行ったのは、着荷である大黒天物産（岡山県倉敷市）で、長時間の荷待ちについて2023年9月29日に要請を行ったにもかかわらず、依然として長時間の荷待ちが行われていた。
国土交通省では、過去「要請」を実施した荷主等のうち、依然として違反原因行為に係る情報が相当数寄せられた荷主等については、要請後もなお違反原因行為をしていることを疑うに足りる相当な理由があると認められた場合、違反原因行為を改善するよう「勧告」し、その旨を「公表」している。
