国道453号・蟠渓道路/来年1月16日に全線開通、事前通行規制区間の回避可能に

2025年12月25日 09:45 / 交通

北海道開発局室蘭開発建設部は2026年1月16日(金)7時、国道453号・蟠渓道路の伊達市大滝区北湯沢温泉町~有珠郡壮瞥町上久保内を開通する。

<事業概要>
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蟠渓道路は、国道453号は札幌市を起点とし千歳市等を経由して伊達市に至る幹線道路。該当区間は、落石・土砂崩落の事前通行規制区間や現道隘路区間等を回避し、道路の安全な通行の確保を目的とし整備を進めてきた。

今回、壮瞥町蟠渓~上久保内における延長2.2kmが開通することにより、蟠渓道路(延長5.4km)が全線開通する。

<蟠渓道路の課題など>
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今回開通区間に並行する現道の事前通行規制区間では、直近10年間で13回、合計160時間以上の全面通行止めが発生する等、地域の日常生活等に大きな影響を及ぼしている。該当道路は、有珠山噴火時には住民の避難路や緊急輸送ルートとして重要な役割を担っており、円滑・確実な避難および救助活動等ができる環境の確保が求められていた。

道路の全線整備により、道路課題箇所を回避するとともに、有珠山噴火時の緊急輸送ルートが強化されることで、生活に関わる移動の走行性や安全性、有珠山噴火時の避難・救援活動の確実性の向上が期待できる。

<通行方法の変更について>
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一部区間では引き続き工事を実施している。また、全線開通に伴い、一部区間では、通行方法を変更する。

国道453号 蟠渓道路 全線開通します

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