米Gatik/無人自動運転トラックによる商用運行を拡大、売上高6億ドルを達成

2026年02月06日 12:57 / 経営

いすゞ自動車と協業する米スタートアップの物流サービスプロバイダーGatik(ガティック、カリフォルニア州)は、無人運転トラックによる商用運行を拡大した。テキサス、アーカンソー、アリゾナのフォーチュン50小売企業向けに毎日配送を行い、契約ベースの売上高は6億ドルを超え、米国で自動運転トラックを持続的かつ大規模に展開する初の企業となった。

<Gatikの自動運転トラック>
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同社の自動運転トラックは、いすゞの中型トラック・Fシリーズ(フォワード)に、NVIDIAの自動運転用AIプラットフォームを採用した第3世代の自動運転システム「Gatik Driver」を搭載している。

同社は、2025年から自動トラックによる貨物専用運用を開始し、これまで複数の物流ネットワークで無人運転を累計2000時間以上実施。テキサス州ダラス・フォートワース地域、アリゾナ州フェニックス都市圏、アーカンソー州北西部で、流通センターと店舗の間で、ほぼ24時間、常温・冷蔵・冷凍の各商品を配送している。流通センター、倉庫、小売店舗が密に連なるネットワークを結ぶ最長400マイルのルートで、公道の無人走行距離は1万マイルを超え、事故なく完全無人運転による配送を6万件以上達成しているという。

<Gatikは2026年末までに無人配送トラックを数百台規模まで拡大させる計画>
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GatikのCEO兼共同創業者、ゴータム・ナラン氏は「契約ベースの売上高が6億ドルを超える中で、Gatikは自動運転トラックが実現可能であるだけでなく、商用として成り立つことを証明した」とコメント。「現在、当社は複数の物流ネットワークと市場で完全無人運転トラックを運用し、国内最大級の小売企業や消費財(CPG)企業を支えています。現場運用でこのレベルの一貫性を示せたことは、自動運転物流にとって大きな転換点です」と同社の成果について語った。

いすゞ自動車の佐藤浩至常務執行役員兼開発部門VPは「自動運転技術を商用物流の現場へ本格的に導入していくうえで重要な一歩。Gatikとの協業を通じて、いすゞは信頼性の高い車両プラットフォームでこの取り組みを支え、将来の自動運転対応車プログラムに向けた準備も引き続き進めていく」と話している。

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