国土交通省はこのほど、中国運輸局トラック・物流Gメンが人事院総裁賞を受賞したと発表した。
人事院総裁賞とは、国民全体の奉仕者として、新しい価値の創出、迅速な課題対応、持続的な制度運営などの取組により、行政サービスや国民生活の向上に顕著な功績を挙げ、国民の期待に応えた国家公務員(個人又は職域)を表彰するもの。
中国運輸局トラック・物流Gメンは、いわゆる2024年問題で輸送能力不足が懸念される中、プッシュ型情報収集や荷主への是正指導を実施。
アポなし荷主訪問や毎月のオンライン説明会で理解促進を図る取り組みが全国に波及した。荷主訪問は約5000カ所、説明会参加は累計1万人を超えた。荷主とトラック事業者の相互理解の深化により、トラック労働者の労働環境改善や持続可能な物流の実現に向けて大きく貢献したことが評価された。
<人事院総裁賞授与式(後列左端が中国運輸局貨物課の田中課長)>

出典:人事院ホームページ
2月26日に、皇居御所大広間で、人事院総裁賞受賞者の天皇陛下御接見があった。御接見に参加した中部運輸局貨物課の田中幸久課長によると、陛下から「お仕事はどうですか?」と問いかけていただき、「作る・売る・建てるなど、関係者は皆一生懸命頑張っています。ただ、『商売上の競争』により、他者に配慮する余裕がなく、時代の変化についていけない人もいます。そのしわ寄せを一番弱い『運ぶ』を担う者が受け、トラックドライバーのなり手不足が生じ、輸送継続の不安が起きています。関係者同士のコミュニケーション不足が原因の一つでもあり、我々Gメンはそれを補填する役目を負っています」と答えた。
また、今回の受賞で、天皇陛下が物流に目を向けていただけることを荷主・物流関係者共に喜んでいることをご報告した。
会話の最後には、「大変だと思いますが頑張ってください」という旨のお言葉を直接かけていただくことができた。田中課長は、「この言葉は、私にではなく、物流関係者全体にかけていただいた言葉でもあると思いました」とコメントしている。
※トラック・物流Gメンのインタビューは10分25秒から
国土交通省/発足25周年特設ページで中国運輸局貨物課「トラック・物流Gメン」など紹介
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