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2024年04月05日 17:32 / 経営
帝国データバンク(TDB)が4月5日に発表した人手不足倒産の動向調査(2023年度)によると、2023年度の人手不足倒産は累計313件で、2013年以降過去最多となったことがわかった。
<人手不足倒産 年度推移>
業種別で最も多いのは建設業で94件だが、これに次いで多いのは物流企業で46件。4月から適用される、時間外労働の新たな上限規制の対象業種であるこの2業種で全体の4割を超えており、対応の難しさが浮き彫りになっている。
<2023年度内訳>
レポートでは、建設・物流業の人手不足割合は7割前後で推移しており、全体(52.4%)を大きく上回ると指摘。人手不足感が高止まりしたまま時間外労働の上限規制がスタートしたことで、人手不足倒産は今後も過去最多を更新する可能性が高いと指摘している。