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2024年06月05日 17:12 / 経営
東京商工リサーチが6月5日に発表したレポートによると、2023年度の産業別倒産発生率で運輸業が最も多い結果となった。
2023年度の全体の倒産発生率は0.257%で、2022年度の0.196%から大きく上昇。2014年度以降の10年間では、2015年度の0.260%に次いで4番目の高さになった。
産業別では、運輸業が0.482%(前年度0.361%)でワースト。次いで多かったのは卸売業0.402%で、0.4%台となったのは、この2産業のみであった。
運輸業の倒産発生率は3年連続で上昇しており、24年度はドライバー不足と燃料費の高騰にドライバーの時間外労働の上限規制など「2024年問題」が加わることから、さらに悪化することも予想される。
なお都道府県別では、島根県で0.374%がワースト。以下、秋田県0.366%、宮城県・群馬県0.339%、岩手県0.326%の順。反対に倒産発生率が最も低かったのは沖縄県で、0.138%だった。