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2024年10月17日 12:00 / 施設・機器・IT
東海理化が販売している、大型車の車輪脱落の予兆を検知するシステム「天護風雷(てんごふうらい)」が、2024年度のグッドデザイン賞(主催:財団法人日本産業デザイン振興会)を受賞した。
天護風雷は、ナットキャップセンサを用いることで、走行中でもタイヤを固定するナットの回転角をリアルタイムで検出し、車輪脱落の予兆をドライバーに通知するシステム。国土交通省が実施する「大型車の車輪脱落事故防止(ハード対策)の実証調査にも採用されている。
今回の受賞は、ドライバーの経験に頼ることなく、設置すれば誰でも車輪脱落の予兆を検知することができるシンプルな表示器と、日常でのナット点検を円滑に実施できるようタイヤホイールのナットに被せて脱着がしやすいナットキャップ形状にしたセンサなど、分かりやすさと使いやすさを追求したデザインが高く評価されたもの。
近年、大型車両のタイヤ脱落事故は増加傾向にあり、2023年度には142件の車輪脱落事故が発生している。天護風雷はドライバーの経験に頼ることなく、正確かつ容易に車輪脱落の予兆を把握することができるため、車輪脱落事故防止と同時にドライバーの負担軽減も期待できる。