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2023年06月16日 16:25 / 車両・用品
横浜ゴムは6月16日、三菱ふそうトラック・バスの小型EVトラック・新型「eCanter」の新車装着(OE)用タイヤとして、「RY01C」の納入を開始したと発表した。
<YOKOHAMA RY01C>
「eCanter」は今年3月にフルモデルチェンジ。2代目となる新型eCanterは、独自開発の電動アクスルの採用などにより28型式のシャシラインアップを展開、動力取り出し装置(ePTO)も採用し多彩な架装にも対応するなど、EVトラックとして大きな進化を遂げている。
装着サイズは205/70R17.5 115/113N LT。トラック・バス用タイヤのEVへの新車装着は、これが同社初。
「RY01C」は、耐摩耗性能を重視した小型トラック用スタンダードリブタイヤ。EVに必要な転がり抵抗の低減と小型トラック用タイヤに求められる耐摩耗性能、優れたウェット制動性能を同時に実現し、新型「eCanter」が追求する環境性能、安全性能、操縦性能に対応している。
EVに装着されるタイヤには航続距離を拡大するための転がり抵抗性能、バッテリー搭載による高荷重かつ低回転からの高トルク出力に対応するための耐久性、エンジン音のないEVに合わせた静粛性など、通常のタイヤに比べて高いレベルの環境・安全・快適性能が求められる。横浜ゴムは、こうしたEV特有の要求性能に対応し、乗用車用タイヤではこれまでにもプレミアムから軽自動車まで数多くのEVに新車装着用タイヤとして採用されており、商用車においても事業者の環境経営に貢献していく。
同社は高い技術が求められるEVへの新車装着用タイヤ納入を強化するとともに、そのフィードバックを市販用タイヤの開発に活かし、時代の変化に対応した商品ラインアップの拡充および各商品の性能向上を図っていくとしている。