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2025年01月28日 11:11 / 施設・機器・IT
ブリヂストンは、東海カーボン、九州大学、岡山大学と共同で、使用済みタイヤ等からカーボンブラックを生成する共同プロジェクトを開始した。
カーボンブラックは炭素の微粒子で、主にタイヤの補強材に使われる素材。タイヤの重さの約3割を占めている。
使用済タイヤ等のゴムを含む高分子製品を熱分解し、再生カーボンブラック(rCB)を回収、再利用する取り組みは行われているが、rCBには多くの不純物が含まれていることなどから、タイヤへの活用には、石油・石炭由来の新品カーボンブラック(vCB)と比較してゴム補強性が課題となっている。
この共同プロジェクトでは、東海カーボンがカーボンブラック製造を通じ培ってきた技術・ノウハウと、ブリヂストン、九州大学、岡山大学が持つ各々の知見や技術を融合させ、rCB内の不純物等を除去し、vCB並みの高いゴム補強性を持つカーボンブラック(eCB)を生成する技術開発に取り組む。2032年度までにeCBを5000t/年生産する実証プラントの稼働を目指す。