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2025年07月10日 15:34 / 車両・用品
いすゞ自動車は7月10日、国土交通省に中型トラック「フォワード」及びOEM供給しているUDトラックス「コンドル」のリコールを届け出た。
今回届け出たリコールは、「フライホイールハウジングの不具合」と「後輪ブレーキ用エア配管の不具合」の2件。
「フライホイールハウジングの不具合」は、製造工程でのプレートカバー取付けボルトの締付け指示が不適切なため、規定トルクで締付けられていないものがある。そのため、そのまま使用を続けると、ボルトが緩み、最悪の場合、ボルトおよびプレートカバーが走行中に脱落し、他の交通の妨げとなるおそれがあるというもの。
対象は、2024年9月3日~2025年2月13日に製造された163台。
いすゞでは、全車両、当該ボルトを規定トルクで締付ける。なお、これまでに事故、不具合は報告されていない。
「後輪ブレーキ用エア配管の不具合」は、制動装置において、ブレーキバルブとコネクタの搭載位置が左右にオフセットしていることに加え、後輪ブレーキ用エア配管(ナイロンチューブ)の形状が不適切なため、キャブの揺動によりナイロンチューブがコネクタから抜けることがある。そのため、後輪ブレーキへのエアの供給が絶たれ、後輪ブレーキが効かなくなるおそれがあるというもの。
対象は、2023年10月24日~2025年4月15日に製造された726台。
いすゞでは全車両、ブレーキ用エア配管一式を対策品に交換する。これまでに事故はないが、13件の不具合が報告されている。
■型式等は下記URLを参照
・フライホイールハウジングの不具合
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001899855.pdf
・後輪ブレーキ用エア配管の不具合
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001899859.pdf