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2025年08月05日 14:02 / 経営
いすゞ自動車は、東京センチュリーとの合弁でオーストラリアにリース会社Isuzu Financial Services Australia Pty Ltd.(IFSA)を設立する。海外リース会社の設立は、いすゞの連結グループでは初。
<左:IAL進藤武夫社長 右:東京センチュリー北村登志夫専務執行役員>
営業開始は2026年10月を予定。資本金は5000万豪ドル(約47億5000万円)、出資比率はいすゞの現地法人であるIAL(Isuzu Australia Ltd)が80%、東京センチュリーが20%。
いすゞは、中期経営計画「ISUZU Transformation – Growth to 2030(IX)」で、新事業への挑戦と合わせて、新車販売やアフターセールスなど既存事業の強化を経営方針として掲げており、海外市場における地域別ニーズに合わせたサービスの展開に取り組んでいる。
近年、豪州の商用車市場では、車両の稼働維持や運用コストの最適化といったニーズが増加しており、現地法人のIALは、新会社IFSAを通じて、従来の稼働保証体制に加え、新車販売と一体となったメンテナンスリースにより、車両の稼働をトータルライフサイクルでサポートする。
IALの進藤武夫社長は「豪州の商用車トップブランドであるいすゞに対し、キャプティブのリースプログラム提供はお客様から長年強く要望されていました。今回のIFSA設立により、そうしたお客様の期待に応えられることを心より嬉しく思います。国内外で多岐にわたる幅広いリース事業展開に強みのある東京センチュリーとの協業は、リース・新車販売市場の安定的な成長が見込める豪州での事業をより加速させるものと確信します。今後両社の強みを掛け合わせ、IFSAを通じて豪州市場でのニーズに合わせた商品とサービスを展開することで、お客様の事業に貢献してまいります」とコメントしている。
■IFSA 概要
社名:Isuzu Financial Services Australia Pty Ltd.
所在地:オーストラリア連邦ビクトリア州メルボルン
営業開始:2026年10月
取扱商品:メンテナンスリース、ファイナンスリース
資本金:50百万豪ドル
出資比率:IAL80%、東京センチュリー20%
代表者:杉田 真一
事業内容:豪州国内のいすゞトラックに対するリースサービスの提供