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2025年11月04日 13:05 / 経営
AIストーム(旧ジェクシード、東京都千代田区)は、実物資産活用型の「トラックファンド」において、現在募集・運用中の「5号ファンド」が順調に推移していることを公表するとともに、新たに「6号ファンド」の募集を開始した。
同社は2024年に開始したトラックファンド事業で、1号から3号ファンドまでに累計13.7億円を調達し、続く第4号ファンドも満額でクローズした。これにより、累計達成額は18.1億円、クローズ率は100%を達成している。この立ち上げ直後からの連続完売は、市場からの信頼を得ており、スキームの高い再現性を示している。この結果を原動力として、車両ネットワークの拡張や収益基盤の多層化といった次のフェーズに向けて事業を加速させている。
現在、5号ファンドも想定通りに推移しており、高い関心と申し込みが継続している状況だ。このような好調なトラクションを基に、6号ファンドの募集を開始した。
同社は5号ファンドの順調な推移を基盤として、「継続組成×実物資産運用」のモデルをさらに強化していく方針。具体的には、車両ネットワークを全国規模へと拡大し、収益源としてリース料や売却益のバランス運用を図る。また、資金機動性を向上させるためにコミットメントラインなど外部枠の活用を進めるとともに、情報開示の充実を目指す。
さらに、同社は新たに「トラックECO」事業を始動し、運送事業者向けの人材支援、DX支援、営業支援を含むエコシステム型の提供体制を構築する。この事業を活用することで、ファンドで確保した車両供給と現場オペレーションの生産性向上を両輪で推進し、トラック事業の価値提供を拡大していく計画としている。
これらの取り組みにより、物流現場の車両調達を安定的に支えるとともに、トラック事業のさらなる飛躍を目指す。同社は「時価総額500億円ロードマップ」の実現に向けて着実に歩みを進めている。
■AIストーム(https://www.ai-storm.co.jp)