北陸信越運輸局は12月22日、トラック運送事業者に対して11月に行った行政処分を公表した。
「輸送施設の使用停止(10日車)」以上の行政処分を受けたのは、2社だった。
■開田運輸・本社営業所(富山県小矢部市島)
11月10日、輸送施設の使用停止(20日車)及び文書警告の行政処分。
1月23日、酒気帯び運転を行ったことを端緒として監査実施。
乗務時間等告示の遵守違反、点呼の実施違反、点呼の記録違反一部記録なし、点呼の記録違反記載不備の4件の違反が認められた。
この処分により付された営業所点数は2点(事業者点数2点)。
■日本海ロジスティクス・本社営業所(新潟県新潟市北区島見町)
11月21日、輸送施設の使用停止(30日車)、文書警告の行政処分。
2023年10月2日、改善報告未提出を端緒として監査実施。
乗務時間等告示の遵守違反、1カ月の拘束時間及び休日労働の限度に関する違反、点呼の実施違反、点呼の記録違反の4件の違反が認められた。
この処分により付された営業所点数は3点(事業者点数3点)。
事業者点数は、行政処分等の年月日時点で事業者(北陸信越運輸局管内の全ての営業所)に付されている点数の総和を表す。
■処分の詳細
https://wwwtb.mlit.go.jp/hokushin/content/000363946.pdf
北陸信越運輸局/25年10月の行政処分、輸送施設の使用停止(44日車)など2社