極東開発／3月期の売上高3.3％減、営業利益85.8％減

極東開発工業が5月11日に発表した2023年3月期決算によると、売上高1130億円（前年同期比3.3％減）、営業利益9億9100万円（85.8％減）、経常利益11億8700万円（84.3％減）、親会社株主に帰属する当期純利益35億8000万円（74.9％減）となった。

このうち特装車事業については、国内受注は底堅く推移したが、半導体不足等に伴う国内トラックシャシの供給制限の影響により生産が停滞したことに加え、原材料やエネルギー価格の高騰により、売上・利益共に大きな影響を受け、売上高964億4700万円（2.2％減）、営業損失は前期比50億3700万円減少し、5億5500万円の損失となった。

2024年3月期は、売上高1250億円（10.5％増）、営業利益32億円（222.8％増）、経常利益35億円（194.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益22億円（38.6％減）を見込んでいる。

＜売上高推移＞

＜営業利益推移＞

極東開発 決算／トラックシャシ供給改善で4～9月は増収増益