ダイハツ/奥平社長退任、トヨタ自動車の井上雅宏氏が新社長に就任
2024年02月13日 17:21 / 経営
ダイハツ工業は2月13日、2024年3月1日付の取締役人事を発表した。
松林 淳会長、奥平総一郎社長は退任し、新たにトヨタ自動車の井上雅宏中南米本部長が社長に就任する。
<ダイハツ工業 井上雅宏新社長>
またトヨタ自動車レクサスインターナショナルでレクサス電動化推進PJTを担当している桑田正規氏が副社長、トヨタ自動車カスタマーファースト推進本部の柳 景子副本部長が取締役(非常勤)に就任する。
ダイハツとトヨタの共同会見に出席したトヨタ自動車の佐藤恒治社長は、ダイハツの今後について「事業領域を軽自動車に軸を置いた会社と定め、海外事業については、企画・開発・生産をトヨタからの委託に変更する方向で詳細の検討を進め、将来的には、小型車を中心にラストワンマイルまで視野に入れたモビリティカンパニーという役割を担えるよう、あるべき姿を検討していく」と説明。
また井上新社長について「ブラジル・アルゼンチンの地域経営の再構築など、長年、中南米事業の構造改革に取り組んできた。難しい決断も多い中で、現場のメンバーと徹底的に対話をして、改革を前に進めてきた経験を活かして、現場経営の責任者として、ダイハツの再生をけん引していく」と紹介した。
また井上新社長は「成長過程で、各職場が果たすべき業務の質と量が拡大してきたはずが、その中で、現場の声、困り事を吸い上げきれず、課題を残したまま、業務遂行をさせてしまったことが原因だと理解している」とコメント。「ダイハツが力不足の点は、トヨタの力を借りながら、確実に実行していく。そして、不正を引き起こしたダイハツの組織・風土を、ダイハツメンバーと共に力を合わせて改革し、ダイハツ再生に、全力を尽くしたい」と考えを示した。
最新ニュース
一覧- 南海電鉄、TRC/東京-大阪間の幹線輸送経路構築や自動運転トラックの実現などで業務提携 (04月30日)
- 貨物自動車運送事業法/5月1日「事業計画に従い業務を行うべき命令の発動基準」施行 (04月30日)
- 国交省/「一般貨物自動車運送事業者等が破産した場合等における許可の取扱い」一部改正 (04月30日)
- 中国運輸局、鳥取県トラック協会/「トラック運送業のPR動画制作」採用促進 (04月30日)
- 西濃運輸/集荷時間の通知機能を全店導入、物流業務のDXを加速 (04月30日)
- 信州名鉄運輸/公式インスタグラム開設、採用情報や会社紹介など情報発信 (04月30日)
- アサヒロジスティクス/従業員の子供が参加「交通安全メッセージ」ラジオCM第2弾放送 (04月30日)
- SBS即配サポート/第4回セールスドライバー接客マナーコンテスト開催 (04月30日)
- 栗山自動車工業/社員の子供の進学で「入学お祝金」支給 (04月30日)
- 北陸道/賤ケ岳SA(下り)駐車マスの増設工事に着手、大型車1.3倍に (04月30日)
- 秋田道/北上西IC~湯田IC(上下線)、5月19日~23日に夜間通行止め (04月30日)
- 近畿運輸局/25年3月の行政処分、輸送施設の使用停止(90日車)など3社 (04月30日)
- 東北運輸局/25年3月の行政処分、輸送施設の使用停止(240日車)など7社 (04月30日)
- 西濃運輸/AT限定免許保持者「集配ドライバー職」中途採用を本格化 (04月28日)
- ティアフォー/経産省事業の補助事業完了「自動運転トラックの社会実装」加速 (04月28日)
- 住友商事、いすゞ/インドのトラック・バス製造・販売会社「SML Isuzu」株式を現地企業に譲渡 (04月28日)
- 住友倉庫/中国でEVトレーラーを導入 (04月28日)
- いすゞ、藤沢市/次世代ものづくり人材育成で連携開始 (04月28日)
- 北海道運輸局/荷主事業者向け「物流改正法に関する説明会」6月3日WEB併用開催 (04月28日)
- 愛知県トラック協会/「東三河トラック輸送サービスセンター」売却、5月23日に一般競争入札 (04月28日)